講師:三九朗病院 地域連携推進部 部長 村田氏(理学療法士)

今回、7月に行われた講義では、「回復期リハビリテーションと地域連携」というテーマで講義をしていただきました。療法士(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)の職場としては、総合病院や回復期リハビリテーション病院、老人保健施設、通所の事業所(デイサービス、デイケア)、訪問リハビリテーションなど多岐にわたります。患者様は、病院や施設へ転院、又は自宅へ退院されるため、その際には「連携」がとても重要となります。患者様がどのように経過をおってきたのか、どのように過ごしていきたいかの「経過報告書(サマリー)」にて情報を得ます。今回は、どのような情報があると、転院先等にとって分かりやすく、スムーズな対応を行っていただけるか、「連携」をテーマに学びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受講生からは
・サマリーは受け取ることより書くことの方が多いので、各領域で何が欲しいのかわかってとてもよかったです。自分の普段やってる仕事が無駄じゃないと思えて嬉しかったです。
・様々な現場で仕事をされている方からサマリーの内容について意見を聞くことができたため、今後サマリーの内容に反映させていきたいです。今後は相手が欲しい情報なのかを意識し作成したいと思います。
というような感想が聞かれ、現在行っている仕事に誇りを持てたり、今後の仕事に活かせる動機付けにもなったりした研修になったかと思います。